トップ › 電気・ガス・水道業 › 東京ガス › 面接対策

東京ガスの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、東京ガスの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 東京ガスはどんな会社か

東京ガスは、首都圏に都市ガスを届ける大手ガス会社です。1885年創立の老舗で、海外からLNG(⁠液化天然ガス)を輸入し、ガスとして家庭や企業に届けています。今は電気の販売や海外のガス開発にも力を入れています。

いまの状況:グループ経営ビジョン「⁠Compass2030」の前倒し実現を目指し、2026〜2028年度の中期経営計画を策定しています。

転機:2016年 家庭などに向けた低圧電力の供給を始めます/2022〜2023年 持株会社型のグループ体制に移り、ガス導管の事業を東京ガスネットワークに分けます。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高2.83兆円電気・ガス・水道業の上場29社中4位。
売上に対する経常利益の割合6.8%業界中央値7.3%並み。
売上の4年の伸び1.32倍業界中央値は1.28倍。
従業員数(⁠単体)3,769人4年で0.63倍。
30歳換算年収約587万円業界中央値は約620万円。
月の平均残業3.5時間業界中央値は18.4時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは東京ガスの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 社員約1.6万人のうち約1万人がエネルギー・ソリューション(⁠都市ガス・電気・LNGの販売など)にいます。月の平均残業は約3.5時間と、大手の中でも特に少ない水準です。
  • 2022年に持株会社型のグループ体制に移り、ガス導管を東京ガスネットワークに分けました。2023年にはアメリカ・テキサス州のガス開発会社を子会社にし、海外で資源を持つ事業を広げています。
  • 2026〜2028年度の中期経営計画で、3年間で1.1〜1.3兆円を投資する計画です。2025年度のROEは13.2%で、2026年度は8.0%を見込んでいます。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

東京ガス株式会社は、上場29社の中で売上4位の大手。稼ぎ方は「⁠使った量に応じた料金で稼ぐインフラ型」。今は「⁠持続的な企業価値向上に向けた取組み方針」「⁠Compass2030」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

東京ガス東北電力東京電力パワーグリッド中部電力
売上高2.83兆円2.37兆円2.29兆円3.55兆円
利益率6.8%5.3%3.6%8.2%
4年の売上の伸び1.32倍1.13倍1.17倍1.31倍
30歳換算年収587万円644万円—720万円
月の残業3.5時間23時間23.1時間6.8時間

4社の中で売上の伸びが最も大きい。4社の中で残業が最も少ない。

求める人物像

b.人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針当社グループは、人的資本経営の実践に向けて、以下の事項に取り組んでいます。これにより、事業環境の変化に迅速に対応できる強靭な人材基盤を構築し、戦略的人材の充足を目指します。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:挑戦・成長・多様性

会社自身が挙げているリスク

自然災害、都市ガスの製造・供給及び発電に伴う事故及び供給支障、不測の大規模停電、再生可能エネルギー設備の重大トラブル、病原性や感染力の高い感染症の流行、サプライチェーン。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で売上の伸びが最も大きい、4社の中で残業が最も少ない。
入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠持続的な企業価値向上に向けた取組み方針」「⁠Compass2030」。
当社の課題は
会社自身は「⁠自然災害」「⁠都市ガスの製造・供給及び発電に伴う事故及び供給支障」「⁠不測の大規模停電」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠Compass2030」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 2026年3月の代表者の異動について、現場の仕事にはどんな影響がありましたか。
  • 有価証券報告書で「⁠自然災害」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い