トップ › 化学工業 › エーザイ › 面接対策

エーザイの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、エーザイの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. エーザイはどんな会社か

エーザイは、認知症を中心とする神経領域とがん領域に強みを持つ製薬会社です。日本、北米、中国、欧州、アジア・中南米など世界で医薬品を販売しています。企業理念「⁠ヒューマン・ヘルスケア(⁠hhc)」を定款に定めているのが特徴です。

いまの状況:2025年3月に、hhc理念に基づき「⁠すべての人が自分らしく生ききる世界」をつくるための「⁠エーザイの未来創造戦略」を策定しました。

転機:2016年 国内の消化器疾患領域の事業の一部を味の素製薬と統合し、EAファーマを発足させます/2019年 アメリカに認知症の探索研究所G2D2を設立します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高8,254億円化学工業の上場247社中17位。
売上に対する営業利益の割合5.3%業界中央値7.4%より2.0ポイント低い。
売上の4年の伸び1.09倍業界中央値は1.19倍。
従業員数(⁠単体)2,979人4年で0.98倍。
30歳換算年収約819万円業界中央値は約564万円。
月の平均残業19.6時間業界中央値は12.9時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはエーザイの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 企業理念「⁠患者様と生活者の皆様の喜怒哀楽を第一義に考え、そのベネフィット向上に貢献する」を定款に定めています。使命が先で、売上や利益はその結果としてもたらされるという「⁠順序」を重視すると書いています。
  • 認知症を中心とする神経領域とがん領域に集中しています。2019年にアメリカで認知症の探索研究所G2D2を本格稼働させ、2025年にはエコナビスタを完全子会社にしました。
  • 診断薬のエーディア、サンノーバ、エルメッド エーザイ、美里工場などを2014〜2019年に譲渡し、国内の消化器領域は2016年に味の素製薬と統合してEAファーマにしました。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

エーザイ株式会社は、上場247社の中で売上17位の大手。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

エーザイカネカクラレ三菱ガス化学
売上高8,254億円8,116億円8,084億円7,382億円
利益率5.3%(⁠営業)3.6%(⁠経常)6.4%(⁠経常)7.0%(⁠経常)
4年の売上の伸び1.09倍1.17倍1.28倍1.05倍
30歳換算年収819万円649万円620万円715万円
月の残業19.6時間19.6時間未公表14.2時間

4社の中で30歳換算年収が最も高い。

求める人物像

人財価値最大化に向けた取り組み 当社は、社員の「⁠健康」「⁠働き方」「⁠成長」「⁠事業・組織」の飛躍をめざす「⁠統合人事戦略」を策定しています。社員一人ひとりがエナジーを解き放つ人事諸施策を推進し、リーダーシップ、イノベーティブカルチャーの醸成を通じた組織シナジーの創出へとつなげるべく、就業環境の整備へ積極的に投資し、人財価値の最大化をはかっていきます。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:グローバル・成長・挑戦・自律・創造

会社自身が挙げているリスク

企業理念企業理念にもとづく経営、事業戦略レケンビと次世代AD治療剤の価値最大化、医薬品の研究開発、生産および販売活動新薬開発、その他サクセッション。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で30歳換算年収が最も高い。
当社の課題は
会社自身は「⁠企業理念企業理念にもとづく経営」「⁠事業戦略レケンビと次世代AD治療剤の価値最大化」「⁠医薬品の研究開発、生産および販売活動新薬開発」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠すべての人が自分らしく生ききる世界」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠企業理念企業理念にもとづく経営」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い