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電通グループの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、電通グループの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 電通グループはどんな会社か

電通グループは、電通を中心とする広告・マーケティングの会社です。2013年にイギリスのAegis、2016年にアメリカのMerkleを買収して海外に大きく広がり、今は社員の約3分の2が海外にいます。

いまの状況:中期経営計画で、「⁠不振ビジネスの見直しと経営基盤の再構築」を進めています。

転機:2016〜2020年 アメリカのMerkle Groupを買収し、2020年に純粋持株会社の電通グループになります/2022〜2024年 セプテーニ・ホールディングスを連結子会社にし、電通国際情報サービスを電通総研に社名変更します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高1.44兆円サービス業の上場511社中4位。
売上に対する営業利益の割合-20.2%業界中央値7.3%より27.4ポイント低い。
売上の4年の伸び1.32倍業界中央値は1.35倍。
従業員数(⁠単体)135人4年で0.75倍。
30歳換算年収約1,152万円業界中央値は約490万円。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは電通グループの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 社員約6.7万人のうち、日本は約2.4万人で、Americas約1.3万人、EMEA約1.4万人、APAC約1.1万人と、海外が多数を占めます。2013年のAegis、2016年のMerkleの買収で広がりました。
  • 海外事業の業績回復を最大の課題とし、750件のコスト削減施策を立ち上げています。海外事業の法人数は、2021年1月時点の1,000以上から2026年1月時点で半分まで減らしました。
  • 創業時は広告と通信社(⁠電報通信社)の二つの事業を行っていました。1936年に通信部門が同盟通信社に合併され、広告専業になりました。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

電通グループは、広告を中心にコミュニケーションに関連するサービスを主力とする会社。上場511社の中で売上4位の大手。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

電通グループセコムサイバーエージェント博報堂DYホールディング
売上高1.44兆円1.26兆円8,740億円8,610億円
利益率-20.2%(⁠営業)14.5%(⁠経常)8.2%(⁠経常)5.3%(⁠経常)
4年の売上の伸び1.32倍1.20倍1.31倍0.96倍
30歳換算年収1,152万円491万円841万円890万円
月の残業未公表21.6時間未公表未公表

4社の中で売上の伸びが最も大きい。4社の中で30歳換算年収が最も高い。

求める人物像

この実現のためには、我々の最大の資産であるユニークで多様な人財の力を解き放ち、その力を掛け合わせていくことが重要と考えております。まず、様々な人財が繋がり合い、ともに学び、互いの専門性を掛け合わせることで組織・個人ともに高いケイパビリティを持っている状態であります。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・グローバル・リーダーシップ・変革・現場

会社自身が挙げているリスク

競争力・長期戦略 2025年2月、事業変革、ブランディングとレピュテーション、人財の獲得、育成、リテンション、エンタープライズ・テクノロジーの統合及び導入、情報セキュリティ、サイバーセキュリティ。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で売上の伸びが最も大きい、4社の中で30歳換算年収が最も高い。
当社の課題は
会社自身は「⁠競争力・長期戦略 2025年2月」「⁠事業変革」「⁠ブランディングとレピュテーション」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠不振ビジネスの見直しと経営基盤の再構築」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠競争力・長期戦略 2025年2月」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い