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大阪ガスの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、大阪ガスの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 大阪ガスはどんな会社か

大阪ガスは、近畿2府4県に都市ガスを届ける大手ガス会社で、グループ名は「⁠Daigas(⁠ダイガス)グループ」です。ガスに加えて、電気の販売、発電所の運営、海外のエネルギー事業、不動産、材料、情報システムまで手がけています。

いまの状況:長期経営ビジョン2030「⁠Going Forward Beyond Borders」と中期経営計画2026「⁠Connecting Ambitious Dreams」で、「⁠時代を超えて選ばれ続ける革新的なエネルギー&サービスカンパニー」を目指しています。

転機:1972〜1990年 ブルネイからLNGの導入を始め、都市ガスを天然ガスに切り替える作業を1990年に完了します/2020〜2026年 ガス導管事業を大阪ガスネットワークに分け、販売・発電の会社を再編。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高2.03兆円電気・ガス・水道業の上場29社中8位。
売上に対する経常利益の割合10.1%業界中央値7.3%より2.7ポイント高い。
売上の4年の伸び1.28倍業界中央値は1.28倍。
従業員数(⁠単体)1,303人4年で0.41倍。
30歳換算年収約620万円業界中央値は約620万円。
月の平均残業22.4時間業界中央値は18.4時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは大阪ガスの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 社員約2.2万人は、国内エネルギー(⁠約1.1万人)とライフ&ビジネスソリューション(⁠約1.0万人)にほぼ半分ずつ分かれています。化学(⁠大阪ガスケミカル)、不動産、情報システム(⁠オージス総研)など、エネルギー以外の事業の比重が大きい会社です。
  • 経常利益率は約10.1%で、業界の中央値(⁠約7.3%)を上回ります。泉北・姫路の天然ガス発電所(⁠姫路は2026年1月稼働)、バイオマス、風力で電気もつくっています。
  • 会社は、人口減少や工場の海外移転で国内のエネルギー需要が減り、競争が激しくなっていると書いています。一方で、脱炭素への移行期のエネルギーとして、CO2排出の少ない天然ガスへの期待が高まっているとしています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

大阪ガス株式会社は、国内エネルギー、海外エネルギー、ライフ&ビジネス ソリューション事業を主力とする会社。上場29社の中で売上8位の中堅。稼ぎ方は「⁠使った量に応じた料金で稼ぐインフラ型」。今は「⁠お客さま価値」「⁠社会価値」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

大阪ガス九州電力東京電力パワーグリッド東北電力
売上高2.03兆円2.25兆円2.29兆円2.37兆円
利益率10.1%9.2%3.6%5.3%
4年の売上の伸び1.28倍1.29倍1.17倍1.13倍
30歳換算年収620万円647万円—644万円
月の残業22.4時間18.4時間23.1時間23時間

比べた4社の中で利益率が最も高い。

求める人物像

a 人材育成方針当社グループは、「⁠国内エネルギー事業」「⁠海外エネルギー事業」「⁠ライフ&ビジネス ソリューション事業」を3つの柱とするポートフォリオ経営の実践を目指しております。それらに対応する要員の質や量の確保、適所適材に基づく多様な人材の活躍推進を通じたパフォーマンスの最大化を図るべく、事業環境の変化に柔軟に対応できる人材や専門性の高い人材の採用、育成に取り組みます。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・デジタル・創造・専門性・安全

会社自身が挙げているリスク

気温、水温の変動によるエネルギー需要への影響、各種国際規範、政策、法令、制度等の変更、競争の激化及びそれに伴う消費者の事業者選択、原燃料費の変動、電力調達価格の変動、ガス消費機器等の製品、設備に関するトラブル。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、比べた4社の中で利益率が最も高い。
入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠お客さま価値」「⁠社会価値」。
当社の課題は
会社自身は「⁠気温、水温の変動によるエネルギー需要への影響」「⁠各種国際規範、政策、法令、制度等の変更」「⁠競争の激化及びそれに伴う消費者の事業者選択」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠Going Forward Beyond Borders」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 2026年3月の代表者の異動について、現場の仕事にはどんな影響がありましたか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠気温、水温の変動によるエネルギー需要への影響」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い